大石まさる「水惑星年代記」

水惑星年代記 (ヤングキングコミックス)

水惑星年代記 (ヤングキングコミックス)

科学技術は進歩してるんだろうけどどこか郷愁を感じさせる”懐かしい未来”を舞台にして、登場人物を毎回変えた短編集。どの話も(・∀・)イイ! 大石まさる、叙情SFを書かせると本当にうまい。
最近の作品に見られたはっちゃけたテンションを抑え気味にしたのが良かったような気がします。あれはあれで嫌いじゃないけどねw
この人お得意の河童が出てくる青春もの「キディムナ マディムナ」、初々しい恋愛話な「宇宙を向いて歩こう」が特に気に入りました。