藤岡真「白菊」

白菊 (創元推理文庫)

白菊 (創元推理文庫)

銀座で画商を営む相良には、興信所の調査と推理力でするなくし物探しを超能力と偽るタレントとしてのもう一つの顔があった。そんな相良に「白菊」という絵のオリジナル探しの依頼が入る。調べていくうちに相良は命を狙われ、依頼人は失踪して・・・。
予想外の方向に、というか予想の斜め上に(w進み続けるストーリーが、200年前のロシアから始まるプロローグに対応するところにきちんと収束するってのがまずビックリだw これは推理する小説じゃなくて驚くための小説だね。単純な驚きの絶対値はかなり高いと思います。
続編が出たら読むから、ハードカバーじゃなくて文庫で出してくださいw