扇智史「永遠のフローズンチョコレート」

永遠のフローズンチョコレート (ファミ通文庫)

永遠のフローズンチョコレート (ファミ通文庫)

えーと、装丁にだまされました。
各章タイトルが本格ミステリのパロディになってるとか、作中でライトノベルやゲームのせりふが引用されまくってるとか、そんなことはまったく関係なく空疎で上滑りした話だと思います。
空疎さでは大差ないですが、谷川流「絶望系 閉じられた世界」のほうがまだ読むに耐える作品だったような・・・。
装丁はすばらしいだけに、数多くのイラストに騙された名無しさんを生みそうな作品ですねw