センタ

今年のセンター国語の小説が面白い件について。これですね。
若干の古さは感じるものの、硬質で鋭い文章で少女の内面が淡々と綴られていていい感じです。「僕」という一人称で女であるという事実や女性性を押し付ける周囲と戦う少女ということで、非モテ文学というより桜庭一樹の作品に近いものを感じました。
この流れが加速すれば、滝本竜彦森見登美彦みたいな非モテ文学、桜庭一樹をはじめとしたブンガク寄りのライトノベルなんかが20年後ぐらいのセンター試験に出るのでしょう。
ちなみに、小説の部分だけお遊びで解いてみたらほとんど正解しましたw あの頃の俺に本を読むという習慣がなかったことが本当に悔やまれます。(´-`).。oO(そんな習慣があったら絶対に理系学部には来てないね)