加藤元浩「Q.E.D.―証明終了」22巻

Q.E.D.証明終了(22) (講談社コミックス月刊マガジン)

Q.E.D.証明終了(22) (講談社コミックス月刊マガジン)

このクオリティのミステリをこのペースで書く作家は、小説を含めても他にいないと思いますよ。殺伐とした憑き物落とし風な「春の小川」、おバカな誘拐犯がどこかほのぼのとした雰囲気を漂わせる「ベネチアン迷宮」を収録。
注目すべきは前者「春の小川」でしょう。”これ系のネタ”を漫画でやった作品、それもここまで自然に描写した作品は初めて見ましたよ。ネタバレになるから細かくは言わないけど、とにかく凄い。
ほのぼのテイストな「ベネチアン迷宮」。アランはツンデレ。ぇー�堯福陰◆�;)!!
それはそうと、秘書のエリーさんはいいよねっ(*゜∀゜)=3。俺もこんな秘書が欲しい、じゃなくてアランとエリーさんの関係が萌える(*´Д`*)。読後感も悪くなく、たいへんいいお話でした。
(´-`).。oO(一つの作品の感想なのにテンションが全然違うのは、それだけ雰囲気の振れ幅が大きいということですね)