石田敦子「アニメがお仕事」3巻
- 作者: 石田敦子
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2005/08/26
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (39件) を見る
とうぜんこれまでの続き。挫折して逃げてわかりやすいクズになってる二太、反対する両親に仕事への情熱を声高に主張するイチ乃の二人の主役に対して、家業を継ぐという理由で好きな仕事を続けられない湯田上が影の主役として活躍する3巻。
好きなことを仕事にすること、あるいは仕事そのものと物凄く真摯に向き合って書かれた作品で、傑作であることは間違いないです。だからこそ、セリフが、描写の一つ一つが今の俺に深く突き刺さってきます('A`)。正直、ちょっと辛い。
「ごがぁな仕事言わんといて うちの仕事じゃ うちが選んでやりよる仕事じゃ」貧乏生活や周囲の偏見が辛くないわけないのに、反対する両親に対してこんな主張ができるイチ乃は本当にカッコイイよね('A`)。